最初に行っておくと、一度に全部の機種を見たわけでないですよ、念のため。
2013年にUltimakerを入手してから3Dプリンターを見る機会が増え、気がつけば40機種ほどになりました(記事未作成も含む)。せっかくなのでそれらをまとめてみました。写真を多く載せましたので、購入前の妄想のお供にぜひ!
ブランドあるいはメーカーごとにアルファベット順にまとめました。
3D Systems
米国の業務用3Dプリンター最大手のひとつ。Cubeシリーズで家庭用にも進出しましたが撤退だそうで…大手が利益を出すにはまだ市場が小さいんですかねぇ。 ちなみに本国のプレスリリースを見ると、製造終了になるのは最廉価の家庭用Cubeであって、Cube Proの製造は続けるだろうとのこと。
Cube / Cube X
Cube 3 / Cube Pro
3DEE
旅行先のシンガポールの家電屋でたまたま見かけたブランド。まだ日本には入ってきてないようです。
ONYX
botObjects
家庭用なのにマルチカラー出力の時代が来たか!・・・と、話題になりましたね! 最初は眉唾かと思ってたけど、現物にお目にかかるとは。でも製品が世に出たとかまだだとか噂を聞いている間に、3D Systemsに買収されました。その3D Systemsも家庭用から撤退とのことで、このまま消えてしまうのでしょうかねー。
Bonsai lab
国産ブランドで最も成功いているものの一つといえるBonsai lab(ボンサイラボ). デアゴスティーニの週刊マイ3Dプリンターのidbox!もBonsai labによるものです。初心者におすすめブランドの一つです。
BS01+
idbox!
CEL
最近人気上昇中のイギリスのブランド。そしてKickstarterでのキャンペーン後も生き残ってる数少ないブランドですね。ノズル系の異なるデュアルヘッドという、独創的な構造が特徴です。
Robox
Flashforge
年間5,000台出荷してるらしい中国の大手ブランド。あまりネットの記事では見かけませんが、Amazonでのユーザーレビューも悪くないので意外といいかも。レビューに対する中の人の返信もマメみたいですし。
Dreamer
Magicfirm
中国・北京に拠点を置くメーカーです。
MbotGrid II
Makerbot
3D systemsと並ぶ米国のトップブランドの一つ。Replicator 2Xの頃はそのクオリティから、3Dプリンター界のフェラーリなんて言い方もされました(いま思えばじゃじゃ馬って意味もあったりして)。今は業務用3Dプリンター大手のストラタシス社の傘下に入りました。でも5th Gの完成度がイマイチだったり、従業員の解雇を行ったりでちょっと勢いが落ちてる印象ですね。(個人の感想です)
Replicator 2X
Replicator 5th G / Replicator mini
Mutoh
長く製図用品を扱っていた国内ブランド。当初はCubeシリーズ等の代理店をやっていましたが、製図用プロッターで培った技術を活かして自社開発品で参入を果たしました。デザインは少々野暮ったいですが、毎年着実に製品をアップデートしてきてて、本気度がうかがえます。また日本の商習慣も理解しているので、企業ユーザーにとっては導入しやすいですね。
MF-1000
MF-2000
MF-500
MF-1100 / MF-2200D
Pirate3D
シンガポールのベンチャーブランド。約3万円という激安プライスで、Kickstarterで多くの支持者を集めて話題になりました。でも無理な価格がたたったのか、オーダーを残したままBuccaneer(バッカニア)は生産中止へ。まだ企業自体は存続しているようですので、再起をお祈りしております。
Buccaneer
ROBO 3D
米国の(と思われる)低価格ブランド。日本ではほとんど見かけませんが、アメリカではBest Buy(家電量販店)やStaples(オフィス用品店)などの小売店でも買えるようです。
R1 Plus
ROKIT
複数モデルをラインナップする韓国のメーカーです。
3DISON PRO
Tiertime
メーカー名には馴染みが無いですが、Up!シリーズで有名な中国・北京のメーカーです。米国を中心に展開しているブランドのAfiniaは、ここのOEMのようですね。違ったらすみません。Up! PlusがAfinia H479、Up! PlusがH480、UP BOXがH800相当かと思われます。
Up! Plus
UP!Plus2 / UP! mini
UP BOX
Ultimaker
欧州ではトップブランドのオランダのメーカー。値段はお高めですが品質は高いです。今は日本でも代理店が出来て、入手しやすくなったようです。ちなみに他のブランドと違って、一貫して太めの3mmフィラメントを使用しています。
あとどこかのサイトで”ウルチメイカー”って読んでてずっこけたんだけど、Ultimate+makerだからアルティメイカーじゃないの?とユーザーとしてはぼそっと言わせていただきたい。
Ultimaker Original
Ultimaker2 / Ultimaker2 Extended
XYZprinting
低価格の3Dプリンター、ダヴィンチシリーズの台湾ブランド。液晶表示なども日本語対応していて日本市場への参入も積極的ですね。
ダヴィンチ1.0
ダヴィンチ1.0 AiO / ダヴィンチ2.0A Duo
ダヴィンチ Jr. 1.0
Zortrax
最近人気急上昇中のポーランドのブランド。複雑な形状でも表面が滑らかに出力できるそうで、フィギュア界隈でとくに話題になってるようです。
M200
以上、随時更新していきます!
というわけで、当ブログ最長記事はいかがだったでしょうか。こうしてまとめて振り返ってみると、撤退や合併などの変化の早さとKickstarter案件の地雷率の高さが浮き彫りになったような・・・ 今後も新しい機種を見かけるたびに追記していきますね。
コメント
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