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nippperのおかげでメロンパン号が完成できた! 25年ぶりの製作でいちばん役立ったのはアレ。

こんにちは、うっきー(@orange_utsuki)です。ドラマ「MIU404」に登場する「まるごとメロンパン号」を自作しましたが、これがドラマ放映中に完成したのも、モケイの楽しさをシェアするサイト nippper.com のおかげでした。

プラモデルは学生の頃めちゃめちゃ作ってたけど、もう長いこと買わなくなってたんですよね。カーモデルを作るのはたぶん25年ぶり(メロンパン号はプラモじゃないけど)。今回はnippper.com の記事の中で25年のブランクを埋めるのに非常に役に立ったツール類を紹介します!

製作作業の流れを紹介した前回の記事はこちら。大まかな流れはtwitterの動画がわかりやすいです。

シタデルモールドラインリムーバー

メロンパン号のボディは3Dプリンターで作ったんですけど、3Dプリント品のバリとか余計なエッジとかを削るのにもモールドラインリムーバーはとっても有効です! サポートやラフト(プラモで言うならランナー)を取った後にも使えます。

▲ラフトなし出力でビルドプレート側の尖ったエッジこするのとかに良い

 25年前のイニシエのテクではカッターの刃の背でこすって削ったりしますよね? あれだと刃が反ったりガガガッと引っかかったりしてきれいに削れないことがあります。それがこのツールはしっかりしたステンレスの板なので、力に負けずにきれいに削れるんですよね。FDM方式の3Dプリンターユーザーはぜひとも常備したいアイテムです!

参考記事: パーティングラインとマッハでお別れできるマジカルロッド。「モールドラインリムーバー」

薬味皿

▲素手で触るとどうしても錆びるよね

小学生の頃には買っていた万年塗料皿。まさに万年といった感じで何年前に買ったか分からないのをまだ持ってます。ところがこれって乾燥してこびりついた塗料がなかなか落ちないんですよね。錆びるし。

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そこで紹介されてたのが使い捨ての薬味皿。これを塗料皿に使うとは目からうろこ! これならバンバン使ってもお財布に優しいです! さっそく包装用品で有名なシモジマに行きましたが、薬味皿は200枚売り。さすがに使い切れないな…と迷ってたら、隣の棚にこれがありました。

ソースやドレッシングなどを入れる容器です。たしか50枚入りで¥130くらいだったような。底が深いので混色には向かないかもしれませんが、別売りでフタ(50枚で¥110くらい)もあるのでフタをして作業の中断することもできますね。・・・フタを買い忘れたけど(笑)

参考記事: まさに薬味!プラモ作りの楽しさを引き立てる「薬味皿」で快適模型ライフ。

シタデル ナルンオイル

プラモ現役当時もスミ入れはしてましたが、25年前の基本はエナメル塗料でのスミ入れ = タミヤのフラットブラック一択でした。(少なくとも自分は)

ちょっとお高いけどナルンオイルを買ってみました。…これ、めっちゃ自然な汚れ色じゃないすか! 水性塗料で扱いやすいしなかなかいいですね。メロンパン号ではドアやサイドパネルの隙間に流し込んでます。これを使ってスターウォーズのプラモとか作ってみたいですなー。

参考記事: プラモに深みとコクを出す超便利テク、「スミ入れ」をしてみませんか。

水性プレミアムトップコート

プラモ現役の25年前に使ってたのは、リアル乗用車の補修用のソフト99クリアか気合を入れて2液性ウレタンクリアを使ってました。今回は短期決戦のためクリア塗装も正味1日しか時間が取れませんでしたが、無茶なスケジュールでもたれたり気泡が出たり曇ったりせず、きれいに仕上がりました.
品薄気味なのが玉に瑕ですね。在庫をかなり探してゲットしました。

参考記事: ツルテカ塗装は怖くない!「異次元性能のスプレー」で全員ツヤあり時代に突入です。

水性カラー アクリジョン

25年前にこんな塗料なかったよー! 水性ホビーカラーと違うのー?! ていうか当時はクレオスじゃなくてグンゼだったしー 

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メロンパン号の黄緑のイメージに合う色を探してて、店頭で在庫があったのがアクリジョンだったんです。いままでのラッカー塗料やアクリル塗料と特性が違うので、この記事が参考になりました。ただ隠ぺい力が全然なくて苦労したので、nippper紹介のベースカラーを下塗りに使えばよかったなぁ。

参考記事: 梅雨にも負けないミラクル下地「アクリジョン ベースカラー」で今日から塗装が楽しくなる。

タミヤ・マークフィット

メロンパン号自作の最大のポイントは、車体に書かれたメロンパンたちを表現するデカール(水転写シール)。 twitterの動画ではシールって呼んでますが… これがメロンパン号をメロンパン号たらしめてるものなのです。デカールの自作はまた別の機会に書くとして、これをきれいに貼らないといけません。

そこでnippperのデカール特集がとても役にたちました。なんせ25年前はグンゼのマークソフター(緑のキャップ)しか手に入りませんでしたから、デカールをきれいにはるツールがこんなにあるとは思いませんでした! 自分じゃ選べねぇ!! その中から買ったのはタミヤのマークフィット。

nippperのおかげでアクリル塗料で塗った上からマークフィット(スーパーハード)を使って白化するという事故を防ぐことができました。

参考記事: 【特集記事】デカールをキレイに貼れる人になる。

マッキーペイントマーカー

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プラモで使うシルバーの塗料といえば、36年前に出会ったタミヤエナメルのクロームシルバーが不動の1位でした。初めてあのシルバーに出会ったときはそのキメの細かい輝きに感動して、当時買ったフェアレディZのボディを全部それで塗ってしまったくらい。

そのタミヤ・クロームシルバーを彷彿させるキメの細かいシルバーが、マッキー先輩で簡単に塗れちゃうんです。これ、めちゃめちゃ便利じゃないですか! さっそくフェアレディZのボディを塗ってしまうような小学生の頃の純粋さはもう無いのですが、ちょい塗りシルバーはもうこれでいいですよ。隠蔽力も高いし。メロンパン号でははしごやライトの裏側などで使いました。

参考記事: 「金銀白のベタ塗り番長」は、マッキー先輩にお任せしてもいいんじゃない!?

そしてnippperで一番役に立ったことは?

ここまで紹介したとおりクルマの模型的なものを作るのは25年ぶりで、その間に漏れた情報をアップデートするのにnippper.comにとても助けられました。

で、一番役に立ったことといえば…「完璧に仕上げなくてもいい」ということ!!

ラリーカーやF1を作ってた頃は、デカールを貼った後にクリア塗装と研ぎ出しの繰り返しで仕上げに1ヶ月かけるのはザラでした。カーモデルの写真は残ってないけど、当時作ったAFVはこんな感じ。これも2ヶ月くらいかかりました。就職して他の趣味もできてプラモにそこまで時間をかけられなくなって、次第にプラモ自体を作らなくなりました。

でも毎回そこまで時間をかけて作らなくてもいいんですよね! nippperの記事を読んでそれに気づきました。クリア塗装した後の研ぎ出しはぐっと我慢です、今回は。おかげでドラマの最終回までに仕上げることができました。さっさと終わりにしたので、次のプロジェクトに取りかかれますね。

フジミのスーパーカブとかソメイティとか久々に買ったプラモもいくつかあるし、他にも作りたいものは色々あるのでさっさとそっちに行こうっと。

でも次はまた小さいメロンパン号になったりしてー。それはともかく、プラモ引退した方も3Dプリンター沼の方も、nippper.comを読むとなにか発見があるかもしれません。おすすめです。

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