竹フレーム自作キットの Bamboobeeを箱から出して何度も眺めてましたが、いよいよ組み立てに入りますよー。まずは下の仮組みの写真のように、治具に必要な部品をセットしていきます。前回記事はこちら。
公式動画もあるよ!
時間がある方は10本以上ある公式動画を見たほうが、イメージしやすいかも。
今回の記事に該当するのは2本で、まずはMDF板の固定とフレーム治具(ジグ)の組み立てから。
BIY Bamboo Bike Frame Kit Video Guide | Section 3 | Installing the MDF Frame Jig
さらに治具に BBシェルやヘッドチューブなど、金属パーツの固定はこちら。
BIY Bamboo Bike Frame Kit Video Guide | Section 4 | Assembly of the Metal Parts on the Frame Jig
2枚の板の固定
取説を見ながらまずは板 2枚を固定します。取説では 120cmx60cm(だったかな?)の作業台にCクランプで固定するとなってます。あ、そのまえに取説は接着剤やエポキシ樹脂が付いて汚れるので、コピー取っておくのをおすすめします。
下は仮組みの写真だけど、ちょうどいい作業台が無いときはテキトーな板にねじ止めしちゃった方が扱いやすいかな。ホームセンターで買ってくれば¥2,000はかからんかと。
でも今回は40mm角のアルミフレームにねじ止めしてみました。わざわざこんなもんを使ったのは…
↓こういうフレーム治具を作りたかったからです。ただ今回はせっかく治具同梱なのでそっちを使うことにして、アルミフレームは板の補強のみにしました。アルミフレームは次の1台の時に使うとしよう…
アルミフレームはそれなりに精度があるので、MDF板がまっすぐ組み立て出来ました。竹フレームの精度を出したいときは、治具もできるだけまっすぐ組みましょう。
次は金属部品を固定するスタンドを組み立てます。全部で4種類5本あります。
竹フレームの寸法をきっちり出したいなら、スタンドはちゃんと奥まで差し込むこと。奥まで差し込めない場合は、部品を差し込む溝の角をカッターとかで直角に切っておくといいですよ。下の写真の左矢印の角は無加工で、Rがついて(丸くなって)ます。右の矢印はカッターで削って直角にしてます。
スタンドが正しく組めたら、MDF板に差し込みます。作業中にずれないように、速乾性の木工ボンド等で接着しちゃいましょう。
スタンド類はMDF板に直角にささってるか、しっかり寸法を確認しましょう。・・・まぁ自転車系の人でハイトゲージ持ってる方はあまりいないだろうけど。
いちいちハイトゲージを買うとお母さんに怒られるので、スコヤとかさしがねとか定規でもいいので、ちゃんとまっすぐ差し込めてるか確認して下さいね。
スタンドがまっすぐ差し込めたなら、ホットボンド(ホットメルトとかグルーガンとも)とかで補強しとくと吉。ちなみに下の写真を見て「ピラニアソーの会社ってホットボンドも出してたんだー」って思っちゃう方は、模型クラスタですか。そうですか。
金属部品の固定
スタンドの固定ができたら(ヘッドチューブ用は片方はあとで固定)、金属部品の固定をしていきます。特にBBシェルは向きに注意すること!
まずは取説の指示通り、丸いディスクにビニールテープを5〜8巻ほど巻いてください。これはBB内部へのエポキシ樹脂侵入を防ぐパッキンの代わりとなります。
心配性の私は何度も何度もBBの向きを確認しますよ! 仮組み時にBBを差し込んで向きを確認しているのに、また再確認しました。絶対にこれで間違いないはずなんだ・・・
そんでもって不安がぶり返さないうちにBBシェルを治具にセットします。ちなみにネジ部にはグリスを塗るのを忘れずに。ねじ山にエポキシ樹脂が流れ込むのを防ぎます。BBシェルの内側はグリスつめつめだけど、外側は樹脂が剥がれないように脱脂するというツンデレ方式です。
ヘッドチューブも固定するとこんな感じ。ヘッドチューブも圧入部にグリス塗ったくってくださいね。
というわけで今回はここまで。作業時間は2時間くらい。キット標準ではリアエンド幅は130mmだけど、今回は135mmになるように加工・調整しています。その辺は次回くわしく書きます。(けどいったい何人の需要があるというのだろうか)
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コメント
需要はあります!あります! ※主に私に
説明が丁寧で分かりやすいのでとても参考にさせてもらってます。
仕事中につきまだ箱にも触れていませんが…(‘A`)
ありがとうございます! そう言っていただけると書く励みになります。
ペースは遅いですが完成させて1,000kmくらい走って、総括するくらいまでは記事にするつもりです。