竹林を見かけると意味もなく反応してしまう竹バイク野郎のみなさん、こんにちは。竹で自転車のフレームが作れちゃうオレ様絶賛のBamboobeeのキットが、パワーアップして帰ってきました!
(BIY 2 Bike Kitのキャンペーンサイトより引用)
BIY 2 Bike Kit!
今回発表されたのはBIY 2 Bike Kitで、昨年同様クラウドファンディングのKickstarterでキャンペーンが始まりました。昨年のキットはBIY 1と区別されていますが、結構違いがあるので見ていきましょう。
様々なタイプのフレームが作れる!
まず最初の違いは治具(じぐ)から。BIY 1ではS, M, Lのサイズの違いのみで、出来るフレームは街乗りバイク1種類でした。BIY2では可変式の治具で様々なタイプのフレームが組めるようになっています。例として上がっているのはロード、MTB、ミニベロ、キッズ用など。
(BIY 2 Bike Kitのキャンペーンサイトより引用)
じゃあどうやって竹の長さを合わせるかというと、スマホやタブレットの専用アプリが用意され、それでデザインやサイズを選ぶとそれに合わせて加工された竹が届く仕組みのようです。加工ミスがないか不安はあるけど、手軽にオリジナルフレームが作れていいですね。
クロモリロードも選べる
さらにロードバイク限定ですが、クロモリフレームも作れるそうです。合板の治具で大丈夫?とも思ったけど、ロウ付けのラグフレームなので大丈夫でしょう。つまりカットされたパイプを継ぎ手に差し込んで、はんだ付けのように隙間に溶けた金属を流し込む作り方です。溶接機がなくても、ある程度火力があるガストーチがあればホームセンターレベルでもイケるはず。パイプのカットは面倒なのでその気がある人には便利ですね。
▼こういうのでロウ付けイケるかも
今度は5時間で作れる! …その秘密は?!
竹に話を戻すと、BIY 2のもう一つの売りは、5時間あれば組めること。マジかよ、オレなんてヤスリがけだけで30時間もかかったんだぜ!
(BIY 2 Bike Kitのキャンペーンサイトより引用)
BIY 2では包帯のような自社製のFiber tapeを接合部に巻き付けて固定します。このFiber tapeにはエポキシ樹脂が染み込ませてあって、硬化後に十分な強度になるようです。BIY 1の麻ひもよりも表面がなめらかなので、あまりヤスリがけしなくて良さそうです。額面通りならコレは便利そうだな…
お値段はちょっとだけアップ
BIY 1では$200くらいでしたが、BIY 2では$299(標準価格)と$100ほどアップしました。でも別途エポキシ樹脂を入手しなくて良さそうだし、サイズも選べるのでお買い得ではないですかね。特に前回はエポキシ樹脂が海外発送NGということで入手に苦労した方も居るようですが、今回はその手間もないです。(液体のエポキシでなければ大丈夫なのか?)
私もキャンペーンサイトを見て2秒で申し込み…と言いたいところですが、ホントにもうこれ以上自転車を置けないので、どれか1台を処分してからでないと難しいですね。色々作りたいのはあるんですけど。ロウ付けラグのクロモリもいいよね。
あとは自分は治具は無くてもいいので、竹とヘッドチューブだけ欲しいなぁ・・・などと例によって妄想がはかどって仕方がないので、まずは$1出資して情報だけもらおうかなと思ってます。なおキャンペーン終了は2016/7/9(土)です。
BIY 1の製作記事はこちら。
コメント
買うんでしょ? また?(^^;