折りたたみ自転車趣味の終着駅の一つのBikeFridayから、折りたためないカーゴバイクがリリースされたので試乗してきましたよ。
いざ高崎へ
仕事の都合で群馬に行ったついでに、サイクルテックIKDさんに寄ってみました。高崎駅からも歩いて10分くらいで行けますが、高チャリという高崎市の無料レンタサイクルを使ってみました。
使ってみたのはいいんですけど、登録不要で無料なだけあって全然置いてなかったです・・・駐輪場所4箇所目でやっと1台発見。どこに行っちゃったんですかね。人気があるのか勝手に使われて戻ってこないのか・・・
▲108万円のパイロンのフレームがポンと置かれてるイカした店内
これがニューモデルのカーゴバイク
それはともかくサイクルテックIKDさんの前に、目当ての新モデルが止まってました。
Bike Friday の Haul-a-Dayです。公式動画を見るとホウラデイ? ハウラデイ?って聞こえますね。
Haul-a-Dayの概要はこんな感じ。
・前後輪20″HE(406)のカーゴバイク
・分割やフレームサイズ調整はできるが、折りたたみは出来ない。
・スーツケースへの収納は無理っぽい。
・米国価格は$1,199から。
#1 in Japan
細部を見て行きましょう。OSATAの時の記事に書いたように、フレームは4段階に長さ調整できるようになってます。トップチューブが48cm〜60cmまで4cm刻み、さらにシートポストやハンドルステムの高さ調整をすることにより身長1.2m~1.9mまで対応するそうです。
フレームはこの2箇所で分割でき、BBのある中央のフレームはリアフレームの中に入る寸法になってるそうです。
専用フロントキャリアはまた形が変わるんじゃないかな?
専用キックスタンド。道路の段差で跳ねたりするので、まだまだ検討の余地はありそうです。
リアフレームの黒いバッグは荷物を入れるだけでなく、子供を載せた時に足を入れるためのものでもあるそうです。
素直な乗り心地
お店の周りをちょっと試乗してみました。下の写真のように普通の自転車より20cmほど長くなってますが、操作感はそれほど違和感ないです。小径車らしい挙動が落ち着いてより安定した感じです。
カーゴバイクといえばBULLITTみたいに○○kg積めるぞ! どうだ業務用に!・・・といった印象でしたが、Haul-a-Dayはちょうどいいサイズの生活自転車ですね。
ところで記事を書いてる今日は、東日本大震災からちょうど丸4年の3月11日。たまたまですけど。実は震災直後はカーゴバイクが結構欲しかったんですよね。ガソリン不足だったのでクルマに頼らない買い出しに便利だし、Bromptonが積めると帰宅難民になった家族や友人を迎えに行くにつかえそうです。
ガチのカーゴバイクはさすがにデカすぎるけど、Haul-a-Dayなら普通の人の用途なら十分な積載量なんじゃないかなぁ。
ところでHaul-a-DayはBikeFridayとしては初めて、Kickstarter(クラウドファンディング)のキャンペーンが行われました。あの時に出資していれば格安で完成車やフレームセットが買えたんですよね。まぁこれ以上車体を置く場所はないけど。
などといいつつ、置き場所を気にしないんだったら、こういうカーゴバイクがいいなぁ・・・
下はオランダで撮った写真ですけど、こういうふうにカーゴバイクが活用できる環境だと使いがいがあるんですが。