• このエントリーをはてなブックマークに追加

竹フレームバイクもプロが作ると全然違うぜ! BooBike編

Bamboobeeの竹フレーム自作キットと出会ってから、竹バイクが気になって仕方がないうっきーです。今回は一流のビルダーによる竹フレームブランド、BooBikeを紹介します。

2015-11-08-13-57-06

BooBikeとは?

アメリカ・コロラド州に工房を構えるハンドメイドバイクのブランドです。公式サイトはこちら。ロードバイクやMTB、ファットバイクも作っていますが、すべてフレームのどこかに竹が使われています。web上で国内の販売店等は見つけられず。

2015-11-08-13-56-21

↓フレームにかかってる写真はビルダーのJames Wolf氏です。名刺にBamboo Masterって書いてあるのがかっこいい!

2015-11-08-13-57-16

BooBikeの代表的なモデルは、このように接合部がカーボンで巻かれて補強されています。そしてカーボンを巻いた部分と竹の表面が、段差無く滑らかに繋がっているのが大きな特長です。

2015-11-08-13-57-12

これは接合部のサンプル。竹と竹がフィットするように削ったあとに接着し、紐状のカーボン繊維を巻きエポキシ樹脂で固めています。この部分はかなり頑丈なはず。

2015-11-08-13-58-48

サンプルをひっくり返すと切断面が! おおおっ、にわかビルダーとしてはこういうのが見たかったんだ! カーボンと竹の境目の断面を見ると分かりますが、わざわざ竹の表面を少し削って薄くしているので、カーボンを巻いても段差が出来ないんです。こだわりを感じる部分ですね!

2015-11-08-13-58-58

よく見るとトップチューブはケーブル内装です。竹の節を抜かなきゃならないので、金属フレームのものよりめんどくさそうです。

2015-11-08-14-15-46

一部のモデルではシートチューブはカーボンパイプになってます。竹成分は減るけど、シートクランプ部やFD取り付け位置の精度は出しやすくなります。持ってみたらかなり軽かった!

2015-11-08-14-02-28

カーボンではなくアルミで接合しているモデルもありました。しかもファットバイク。

2015-11-08-14-02-45

アルミの場合も竹の表面を削って挿してるので、表面の段差が最小になってます。

2015-11-08-13-57-55

試乗用のシティバイクもきれいな仕上げ。

2015-11-08-14-14-55

2015-11-08-13-56-48 2015-11-08-13-56-43 2015-11-08-13-56-34 2015-11-08-14-15-58
2015-11-08-14-15-52 2015-11-08-14-15-40 2015-11-08-14-13-56 2015-11-08-14-15-35

高品質なハンドメイドバイク

竹フレームと聞いただけで「精度が…」と言う人もいますが、BooBikeは仕上げの丁寧な高品質なハンドメイドバイクですね。接合部の仕上げを見てもそれを感じます。また自作するとしたら、こういう風に接合部はカーボン巻きにしてみたいです。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください