TOEICの受験が終わってやっと竹細工するぜ!…と思ったのもつかの間。中国出張が入って作業が思うように進まない、うっきーです。
今回はBamboobeeのキットで気になった竹の断面についてです。Bamboobee組み立て第4回。 はよ組めや。
※キットの概要やジオメトリーは以前の記事を参照してください。
肉厚な竹の断面
「竹の自転車なんて大丈夫かよ?!」とも言われますが、ZAMBIKES製のフレームはけっこう肉厚なザンビア(アフリカ)の竹で出来てるようですね。このBamboobeeも断面を見ると分厚くて、流し素麺なんかで見かける日本の竹とちょっと違うようです。
厚さを測ると9mmほど。ところでこの断面、バームクーヘンみたいに黒い線が入ってるのが気になりますね。
指を突っ込んでみると・・・おおおっ、これは!
段差がある・・・竹の内側にドリル等を通し、一回り細い竹を挿して接着し補強しているようだ・・・図にするとこんな感じ。だいたい60mmー100mmほど差し込んであるようです。
クロモリなどの金属製フレームでは、溶接などで力がかかる両端を肉厚に、中央部を薄くして軽量化するダブルバデッドという自転車用チューブを使いますよね。
つまりBamboobeeは竹でダブルバデッドなのか! 凝ったことしてるな!
これがどのくらい強度アップに繋がってるかは分からないけど、竹という素材を活かすために色々考えて作ってあるのは分かりました。これ、キットだから気づいたけど、完成車じゃ言われないと分からないよね。
ちなみにチェーンステー、シートステーなどの細い竹は、こういう加工はしてないようです。
Bamboobeeのことを知れば知るほど、早く乗りたくなりますわ。というわけで、次回こそ実際の組み立て作業に入りたいと思います。
次回
コメント
初めまして 突然ですが私もBamboobeeを購入し製作しています
偶然 ネットサーフィン中に こちらを拝見いたしました
現在 接合が終了し樹脂のヤスリがけ中ですが 色々と上手く行かなくて困っております
完成はまだまだ先になりそうですが 製作の情報交換などさせて頂ければ 有難いです
おおっ、国内13台のうちのお一人ですね。私も同じくヤスリがけしてるところですが、硬くてなかなか手強いですね。その辺の記事もそろそろ書きたいところです。数少ないユーザー同士で情報交換したいですね。
[…] Bamboobeeの竹はただの竹ではなかった! 竹ダブルバデッドの衝撃‼︎ – うっきーのヤスリがけ日記では、メインフレームの竹パイプに一回り細い竹を挿して接着し補強しているとのこと。 […]