シンガポールひとり旅の際に家電屋に寄ったら、3Dプリンター売ってましたよ。海外旅行でそんなもん探しに行くなって話ですが。ともかく初めて現物を見る機種だったのでレポートしますよ!
電気街ビルで発見。
見かけたのはこちら。Funan Digital Mallという電気街ビルです。PCパーツ、スマートフォン関連商品、フィギュアなど、アキバで見かけるような物が売ってる店が集まってました。このビルについては別記事でレポートしますね。そこで5Fの1フロアを占めてるのがChallengerという現地の家電量販店。日本で言うとヤマダとかコジマに近いイメージでしょうか。
なにか面白い物がないかとフロアをぶらぶらしてたら・・・なんかレーザープリンター売り場の隣に3Dプリンターが置いてあるじゃないですか!
Da Vinci 1.0
日本でも完成品なのに7万円程度で買える3Dプリンターとして話題になったDa Vinci 1.0です。Amazonでも売ってますね。
もちろんカートリッジも売ってます。こちらは2ヶでs$79.99(\6,800)。
店員のナンダコイツ的な視線はさらりと受け流して、中も撮影してみました。右奥の白い箱はノズルのゴミを取るダストボックスのようですね。
ヒーテッドベッドも装備されてますね。
出力サンプルもおいてありました。積層ピッチが粗めなせいか、ReplicatorやUltimakerより少し見劣りする感じですね。
もちろん設定次第で品質が向上する可能性はあるので、第一印象は価格相応といったところでしょうか。筐体で覆われてたりヒーテッドベッドも付いてるので、スペック的にはお得感があります。
[追記] ちょうど週刊アスキーでレビューが出ましたね。
64,800円の3Dプリンタ「ダヴィンチ1.0」の実力は?
3DEE ONYX
こちらは全くノーチェックの機種。ガラスケースに入ってるので写真じゃなんだかわからないけどね! 調べたらシンガポールのメーカーのようです。DMS展で見かけたBuccaneerもシンガポール生まれとの噂を聞いたので、けっこう3Dプリンターがアツイ土地なのかも知れない。
こちらのサンプルは Da Vinci よりもだいぶ綺麗です。お値段も$1,999なので17万円くらい。ソフトはUltimakerと同じくCuraですね。
3Dペンも平積みに
3Doodlerという3Dペンもたくさん在庫がありましたが、売れてるんでしょうか。それとも担当者がやっちゃったんでしょうか。
この灰色の物体は・・・・犬? 正直いってこの作例では購買意欲はそそられないのでは・・・もうちょっと何とかならないものか。
それはともかく、これからはこうやって旅先でその土地の3Dプリンターを見ることも出来るかもね。