優勝はハイエースロングさんですおめでとうございます! …ではなく、レンタカーで自転車イベントに参加参加する機会があったので、ロードバイクで4人4台が車内に積めるクルマ(MTBでもそんなに変わらんかも)を調べてみました。我が家的ベストチョイスはトヨタヴォクシー/ノア ハイブリッドでした。 ※ロードバイクのサイズについて追記しました。
トレッサ横浜
トヨタレンタリースから徒歩2分のところに住んでるので、今回はトヨタ車のみの比較になります。トヨタ車を比較するのに便利なのが、ショッピングモールとカーディーラーが融合したトレッサ横浜です。トヨタとダイハツの乗用車の多くが一度に見ることが出来るので、レンタカーの下見に便利ですね(買えよ)。
今回下見したのはこのラインナップ。人数と台数は目安です。
・シエンタ(~2015.7) / 3人3台
・シエンタ (2015〜) /3人3台 [New!]
・アイシス / 3人3台
・ヴォクシー・ノア /4人4台
・エスティマ /4人4台
・ヴェルファイア・アルファード /4人4台
・ハイエース /5人5台
あと↓こういう車載用サイクルキャリアの使用は想定してません。念のため。
あと検討しやすいようにロードバイクのサイズ例をこちらの記事にまとめました。
シエンタ(~2015.7)
まずは小さくてもギリギリ7人のれるミニバンのシエンタから。トヨタレンタリースではラクティスやポルテと同じP2クラスです。P2クラスは各種クレジットカード割引が効くので、割引次第ではヴィッツなどのP1クラスよりも安く借りられるという、大変お得なクラスですぜ。
全長4,100mmしかないですが開口の広さと床面の低さで、積み込みはしやすいです。
三列目シートはペラペラであくまで緊急用といった感じですが、二列目シートの座面下の収納できます。おかげで三列目を畳めば、車体サイズの割りに広いラゲッジを実現しています。同様なサイズのホンダ・フリードの三列目シートは横に跳ね上げる方式なので、荷室広さこちらが上かも。
シエンタで残念なのは後輪部の床の張り出し。キャンプ道具など箱物を積むのに結構邪魔ですね。ロードバイクを積むのにはあまり影響ないんですけど。
ロードバイク2台+キャンプ道具一式を積むのは問題無かったです。ロードバイク3台+3人は結構微妙なところ。二列目が5:5でなく6:4の可倒式だったら確実なんですけど。あと注意が必要なのは、2列目の背もたれは前にスライド出来るだけなので、床面にはなりません。なので荷室長が稼げず助手席を潰す方法もとれないので、ロードバイクは前後輪をはずさないとまず入らないです。
旧型シエンタはトヨタレンタリースで安く借りれるわりに積載量が多いので、2人までなら文句なしでしょう。ただシエンタがモデルチェンジしてレンタカークラスが変わったので、この旧型が安く借りられるのもあと数年ですかねぇ。
新型シエンタ (2015〜)
モデルチェンジした新型シエンタにも車載する機会がありました。詳しくはこちらをどうぞ。
アイシス
次にちょっと背の低いミニバンのアイシス。トヨタレンタリースではW1クラスです。W1クラスは各種クレジットカード割引が効かないのが痛いところですが、それでも他のミニバン(W2クラス)よりは安いですね。
3列目のシートは床下収納で完全にフラットになります。キャンプでも使ったことがありますが、フラットで荷物が置きやすいので便利ですよ。ただしロードバイクを収納するには、2列目のシートを半分畳まないと入らなそうです。なので3人3台が無難なところかなぁ。小径折りたたみ車なら4人4台いけると思いますが。
ヴォクシー/ノア
お次は標準的なサイズのミニバン、ヴォクシー/ノアです。ヴォクシーはネッツ店、ノアはカローラ店という販売網の違いなので、基本的には同じ車です。レンタカークラスはW2。
3列目シートが左右に跳ね上がるため、ラゲッジルームの床が低くなってます。おかげで開口もデカイですね。ロードバイクは立てれば4台積めます。三列目シートと後輪のタイヤハウスがまとまってて、荷室空間も四角いので積みやすい感じ。
3列目シートを展開するとこんな感じね。
エスティマ
四角くないミニバン元祖のエスティマです。一回り大きくなるのでレンタカークラスはW3に上がります。
3列目シートは床下に収納されます。なので床面が高いのと、まるっこい車体デザインでサイドやリアガラスの面が寝てるので、ヴォクシーよりも開口も荷室サイズも狭そうです。ただしグレードが上だけあってシートの座り心地は良さそうですね。
こう見ると、ヴォクシーと比べて荷室高さがだいぶ低いのが分かります。レンタカー代が\3,000/日上がることを考えると、今回の用途で積極的に選ぶ理由はないかな。
ヴェルファイア/アルファード
そしてトヨタ最上位のミニバン、ヴェルファイア/アルファードです。デカイね! レンタカー価格も割引無しだと23,760円/日と、なかなかボディにグッと来る料金ですね。
さすがの広さ。開口も広く荷室高さも子供が歩き回れるくらいに十分ですね。ただし三列目シートも座り心地重視のためか、いままでの車種より厚めですね。
なんといってもこの2列目シートの豪華さ! こんなのに座って出かけたい…けど、まぁ運転するのはオレだし。逆に荷物を積むときに2列目を畳んで…とかは期待しないほうが良さそうです。
2列目に人が座ってこの荷室長なので、ホイールを外せばそのままの向きでロードバイクを積めそうですね。 4人4台は全然問題無さそうです。
ハイエース
とにかくたくさん積むんだ!!っていうならこれでしょう、ハイエース。
四角くて寝れる広さ。ひょっとしてホイールなんて外さずにそのまま 5台詰めるんじゃないんですかね。実際に何度か借りたことあるけど、リカンベント5 台でもいけますよ。
その代わり問題なのは2列目シートの居住性。これは新車なためかわりとシートっぽい作りでしたが、ちょっと古い車両だとつるっとしたビニールのベンチシートだったりします。小さめのタウンエースを借りた時は、シートベルトも付いてませんでしたよ、マジで。店員さんに聞いたら「もともとついてない分には大丈夫です」って、別に切符きられるのを気にしたわけじゃないんだが…。長距離とか高速道路利用だと結構気になりますね。レンタカーだとその辺の指定が難しいのが難点です。
借りたのはヴォクシーハイブリッド
結局借りたのはヴォクシーハイブリッドです。ハイブリッドにした理由は後述。
デカめのロードバイクをそのまま突っ込むとこんな感じ。
実際にはこうやってロードバイク4台を入れました外側2台(in ポリ袋)はハンドル&フォーク側を下にして立ててます。真ん中2台は輪行形態で合流したのでそのまま。車載用キャリアを使ってちゃんと立てて置きたい場合は若干奥行きが足りない可能性も。
で、ハイブリッドにした理由はこれ↓。ヴォクシー/ノアのハイブリッドは7人乗りしか設定されてない(2015年10月現在)ので、2列目シートがセパレートで真ん中に隙間があきます。当初はロードでなくリカンベントで行くつもりだったので、これだったら隙間にリカンベントのフレームをつっこめるからです。あとどうせ4人しか乗らないから、肘掛け付きのセパレートシートのが快適ですしね。
ハイブリッドでないノーマルのヴォクシー/ノアは8人乗りも設定されていて、そうなると2列目がこのようなベンチシートになります。それだと長いリカンベントのフレームをつっこめないよね…。レンタカーだと7人乗り/8人乗りの指定までは難しいので、7人乗りしか存在しないハイブリッドを予約した次第です。
というわけでだいぶ長くなってしまいましたが、ロードバイクの車載の参考になれば幸いです。というかこういう記事って、確実に自分が次にレンタカー借りるときの資料として書いてるので、幸いにならなくてもまぁいいか。