3Dプリンターが安定して動くかどうかヤキモキしている皆さん、こんにちは。今日はちゃんと動いていますか?(笑)
にゅるにゅるが出てこないぞ!!
そんなわけである日の帰宅後。いつもどおり本日分のデータをUltimakerさんに読ませたところ、ヘッドが空を切るばかりでにゅるにゅるが一向にノズルから出てきません。あっちゃー、ノズル詰まったか? と言うことで、まずはオフィシャルのノズルつまり対策をしてみました。
ヘッドの温度を上げて手で押し出す
webマニュアルによると、PLA樹脂でノズルが詰まったときはヘッド温度をABS並みに上げて(220℃→250℃)、フィラメントを10分ほど押し出せとのことです。いつも通り温度を上げてエクストルーダー側から手で押しましたが、うんともすんとも入っていかない。押してもダメなので引いてみたら、チューブ内でもブチッと切れてどうにもなりません。ヘッドからは溶けたフィラメントがわずかに垂れてるだけです。こ、これは・・・ヘッドの詰まりというより、その手前で詰まってる感じですね。
ぱきぱき折れるぞ!
フィラメントを押し込んでると、いつもより簡単にパキパキ折れるじゃないか。調理前のパスタのようだ! ひょっとしてこの材料ハズレかも。
それで分かったんですど、ボーデンチューブ内でフィラメントが折れまくって、エッジがチューブ内でひっかかってしまったようです。短いとキレイに曲がらないから余計にダメだったみたい。結局チューブをはずしてまっすぐにして、少しずつフィラメントを取り除きました。ちなみにこの材料はAmazonで買ったUmemoto製のPLA樹脂(夜光・蓄光緑)です。同じリール内でも折れやすい部分とそうでもない部分が混在してるので、元々なのか保管状態によるものかは判断できず。
意外と使えるネジザウルス
ところでフィラメントを押し込んだり抜いたりするのに、ネジザウルスでつかむとやりやすいですよ。ネジザウルスはネジ頭がつぶれてドライバーでは抜けなくなったネジを、つかんで回すペンチです。丸い物をつかむようにできてるので、フィラメントをしっかりつかむのに都合がいいです。まぁ、普通のペンチでもいいんですけど。