DMS展2014レポートの3本目。安定動作で評判のUP!Plus2と、UP!mini編です。
UP!Plus2とは
アメリカではAfiniaというブランドでも売ってる、中国メーカーの3Dプリンターです。中国製というのが気になる方もいるでしょうが、Make:誌での3Dプリンターのレビューでは、従来モデルと合わせて2年連続で高評価を得てます。海外も含めレビューを見ても、動作が安定してそうな評判ですよねー。
国内では代理店の直販サイトでだいたい\152,000(税別)です。主な代理店は、日本3Dプリンター、BRULE(ブルレー)、サンステラなど。ちなみに去年の旧モデルのレポートはこちら。
穴あきビルドプレート
一番の特徴はこの穴あきビルドプレート。加熱式なのと無数の穴に樹脂が入り込むことで、造形物が剥がれにくくなってます。また当然ながらプレート表面にテープ類を貼る必要がありません。これ、使ってる方なら分かるけど、テープ貼ったりはがしたりは地味に面倒なんだよなー。
穴に樹脂が入り込んでいた方が造形物の張り付きがいいので、樹脂を取り除いて穴をキレイにする必要は無いそうです。
造形物の裏面なんですけど、穴に樹脂が入り込んでるのが分かりますね。
サポート部が外しやすい
モデルからサポート材がはがしやすいのもUP!Plus2のいいところです。うちのUltimaker(というかソフトがCura)の場合、サポート材がガッツリ付いてると、結構剥がすのが大変な時があるんですよね。ラジオペンチでもいだりカッターで切ったりするんですが。
ところが会場で見たiPhoneケースのサンプルでは、気持ちよくペりっと剥がれてくれました。UP!Plus2専用ソフトによるサポート材の付け方が独自のもので、剥がれやすい形になってるそうです。
自動レベル調整
最近のトレンドの自動レベル調整も、ライバルより早い段階で採用しています。写真のケーブルの生えた黒い部品がセンサーになっており、これをヘッド部分に取り付けて調整作業を行うようです。
UP! Miniは姉妹機
隣にあったUP! Miniも初めてまともに見ました。基本的にはUP!Plus2(もしかしたら”2″相当じゃないかも)にカバーを付け、造形サイズや積層ピッチがスペックダウンされた物です。国内では代理店の直販サイトでだいたい\89,000(税別)です。結構安いね。
ABSが使いたいなら有力候補
この2機種はいずれもABS樹脂専用ですが、ABSで起こりやすいビルドプレートからの剥離が抑えられていて安定して出力できそうです。ノズルや穴あきビルドプレートも直販サイトで簡単に買えます。ABS樹脂が出力できて、日本語で日本円で買える3Dプリンターが欲しいなら、最有力候補でしょう。私もタイミング次第では買ってたかも。
UP!Plus2フォトライブラリ
造形サンプルはUP!Plus2によるのかUP!miniによるものか、はっきり分かりません。そのつもりで。
UP! Miniフォトライブラリ