Bromptonで大荷物を引けて、しかも折りたたんで収納できるトレーラー、CYCLONE IV CHUBBY を入手したのでレビューしますよ。これは輪行ありの旅に便利そうだ!
CYCLONE IV CHUBBY とは?
今回紹介するCyclone IV ChubbyはオランダのRadical Design(ラディカルデザイン)社の製品です。自転車用トレーラーだけでなくリカンベント用バッグでも有名ですね。うちもリカンベントバッグは3つくらいあるかな…
↓こんな感じで自転車で引いて大荷物を運ぶことが出来ます。それだけでなく…
↓このようにBromptonをすっぽり収めることが出来ます。なので買い物など日常用途だけでなく、輪行ありのロングツーリングにすごく便利そうです。
現地価格では€599.95、国内ではLOROさんで取り扱ってるようで¥60,000弱といったところ。今回は友人のツテで中古で譲ってもらう機会がありました。海外輪行でスゲー便利そう!…ってことで、15分くらいで購入決断しちゃいました。でも実際使い物になるかどうかは後述。
組み立てはかなり簡単
というわけで細かいところを見ていきましょう。まず車輪から。トレーラとしては大きめの16″WOで、Bromptonと同サイズです。 旅先でチューブ等使い回しできていいですね。
車輪の脱着方法がなんとワンタッチ。ハブの中心を押すと…
軸先端のロックピンが引っ込んで、フレームから簡単に外せます。工具いらんのでこれは便利!
ハブ軸を挿す穴はフレームの前後に2ヶ所あります。
歩いてトレーラーだけを引くときは、↓このように後ろ側の穴に挿します。おかげでトレーラーが地面に擦れないようになってます。自転車で引くときは冒頭の写真のように中央寄りの穴に挿します。
自転車との接続はこんな感じ。なんと連結したままBromptonのリアフレームを畳めます。
付属のトレーラーヒッチ。本当はBrompton用がラインナップされてるんですけど、入手したものは標準仕様のものでした。これハブ軸一箇所でナット締めするだけなので、走行中に緩むんですよね。やはり専用のものを入手するかな。
こちらは連結部。U字溝の付いた金具をスライドさせるだけなので、脱着も簡単です。
連結部の付いたアームは、ネジの付いたレバーで締め付けます。そんなわけで完全工具レスで分解・組み立てができるようになってます。
バッグ部は後ろから開ける形になってます。バッグ全体の素材はクッションパッドの入った集めのナイロンで、中に自転車を収納しても問題ないです。
フタを開けたところ。自転車を収納するために開口は大きくなってます。バッグの左右にはA5サイズ程度のポケットが付いてます。ちなみに黄色いのはレインカバーね。
後ろから見るとこんな感じ。
全幅は75cm前後です。
というわけで全部は書ききれないのでこの辺で。次回・後編ではBromptonを収納した様子と試走した感想、飛行機輪行の可能性についてレビューします。