前回(完成品編)の続き。現時点で高速な3Dプリンター(FDM)を調べてみましたが、後編はオープンソース/DIY系の物を集めました。
Prusa MK3S +klipper
3Dプリンターの制御を外付けのRaspberry Pi + Klipperに任せると高速化するというもの。いまのPrusaを生かして高速化できるのはいいんですけど、導入のためにPrusaが稼働できない期間があるのは困るんですよね。とりあえず今回は見送り。
VORON
Prusaが物足りなくなった人がトライする定番の機種らしいですね。core XY & klipperと今どきの高速な組み合わせで、プリントヘッドも色々選べるみたい。大きさもいくつかあり。ただしアリエクで自分で部品を集める必要があります。樹脂部品も自前で出力するDIY方式(変えるけど) 部品調達から加工、組み立てなど難易度は高そうです。あと全編英語、吹替・字幕なし(映画で言うなら)。でも見た目もかっこいいし憧れるよね~
Fraxinus
Amazonで売ってる3万くらいの3Dプリンターをばらして、core XY & klipperの高速な3Dプリンターに組み替えるプロジェクトのようです。日本発なので日本語で情報が得られそうです。またKlipperの導入についても丁寧に解説してありました。勉強がてら取り組むにはとても良さそうです。
SnakeOil-XY
これもオープンソースなプロジェクトで、Voronなどを参考にした高速機のようです。個人的にはPrusaのPEIシートがそのまま使えるのがいい! その点で期待度無限大です。フレームもVORONより剛性が高そうです。ただしこれも基本英語情報のみで、開発途中なので足りない情報とかもありそうです。
で、どれにするか
完成品も含めて考えても、VORONとSnakeOil-XYが気になりますね。Prusaもそうだけど結局自分で修理やメンテするなら、DIY機もしくはPrusa並みに修理部品が機種がいいと思ってます。特にSnakeOil-XYは程よいサイズだし、PrusaのPEIシートがそのまま使えるっぽいのがいいですね。SnakeOil-XYをメインで調べてみて、やっぱりデカいのが良ければVORON v2.4ですかなぁ。あるいはその前に勉強がてらコンパクトなVORON v0.1を組むってのもアリかも。ていうかラズパイって今手に入るのかしら?