風が吹くとうにょうにょと勝手に歩く、ストランドビーストって知ってますか? アレを国内で動かすデモがあるって言うんで見てきました!
二子玉川にストランドビースト現る!
ストランドビーストとはオランダ人アーティストのテオ・ヤンセン氏の作品(というか新しい生き物と言われてる)で、風の力で歩き出すのが特長です。
そのストランドビーストの本物が、二子玉川のイベントで展示されると言うじゃないですか。しかも動かすんですって。こんな機会はそうそう無いと思って行ってみました。
今回のイベントは二子玉川ライズの施設拡張・オープンに伴い行われたものです。駅の改札を出てすぐの所から、あちこちにビースト達が展示されてました。数は全部で10体。そのうち大型の3体は1時間ごとに交代で動作デモを行います。
プラスチックパイプで出来たトラス構造が美しいビースト。
さて、最初にデモが行われる会場に行って見ました。すると・・・
まさかのご本人登場
まさかのテオ・ヤンセン氏ご本人が登場! そんなの告知に書いてなかったぜ。
1時間ごとのデモに表れては解説をし、その後はサイン会&撮影会をこなしてました。しかもこの日の夜便でオランダに帰るという。
デモはうちわを持ったスタッフが3人出てきて、うちわで扇いだ風で動かすという演出でした(最後まで)。その後、よい子のお友達にも手伝ってもらったので、うちわの風だけでも動いていたに違いない、そうだ、ぜったい。
・・・実際はデモ直前に、コンプレッサーでエアーをたくさん食べさせていましたががが。
食べさせた空気は炭酸水のペットボトルに蓄えられます。このSPAってミネラルウォーター、オランダ行った時に買ったな!
子供達もあおいで動かす事になってるので、ビースト横のエンジニアのバルブ操作は見なかったことにしてください(笑)
ご本人がいたので公式ガイドブックにサインをもらいましたよ。さらに握手して一緒に写真も撮ってもらいました。
デモは合計4回見たんですが、だんだんとご本人ものってきたのか後の回の方が解説が詳しくなってました。
これはうっかり買った公式Tシャツですが、テオ・ヤンセン理論のベースとなる13本のリンクと、その長さの比が書かれてます。この長さの比をホーリーナンバーと呼んでます。この絶妙な長さの13本のリンク機構が、ただの回転運動を滑らかな脚の動きに変換してるんです。不思議ですねー。
のしのし歩く! テオ・ヤンセンのビースト機構 (1/2)
それにしてもこんなにデカいものを10体も、どうやってオランダから運んだんですかね。
というわけで興味がある方はこの連休中に二子玉川に行かれてはいかがでしょうか。