※[追記] 発行部数についてコメントいただきました。
またまた3Dプリンター界隈を騒がせている、デアゴスティーニの「週刊マイ3Dプリンター」創刊号を買いました!
もう3Dプリンター持ってるのになぜ買うことにしたか。・・・だって面白そうじゃん、全国一斉3Dプリンター組み立て祭りに乗ろうぜ!(笑)
・・・というだけじゃアレなので、Ultimakerを持ってるのにidbox!を買った理由をまとめました。
そもそも「週刊マイ3Dプリンター」とは?
55週かけてidbox!という3Dプリンターを作るシリーズです。1号だいたい¥2,000なので総額で11万円ほど。idbox!の元になったのがボンサイラボのBS01ですが、こちらの同等品のキットが約9万円です。この価格差が気になる方も多いみたいですね。
現状で分かる大きな違いは筐体の材質がBS01ではMDF板(木材)だったものが、idbox!ではアクリル板に変更されています。
性能はBS01と同等であるなら悪くないと思いますよ。ちなみに「初心者におすすめの3Dプリンターは?」って聞かれたら、今ならBS01+(BS01の改良版)かUP Plus2を推します。
買うべき人、買うべきでない人
こちらのブログにどんな人が買った方が良いか、すでにまとめてありました。
【追記あり】デアゴスティーニの週刊マイ3Dプリンターを買うべき人、買うべきでない人
購入を相談された時に説明しやすいですな(笑)。ざっくり言うと買うべき人は、3Dプリンターに興味はあるけど3Dデータが作れなかったり組み立てに不安がある方ですね。
「週刊マイ3Dプリンター」を買うことにした理由
というわけで、すでに3Dプリンターも3D-CADも使ってる自分が買った理由を整理してみました。
やっぱり面白そう!
やっぱりこれに尽きますね。全国一斉3Dプリンター組み立て祭りというビッグウェーブに乗ろうぜ的な(笑)
ところで本誌はどのくらいの発行部数なんでしょうか。公式発表はないけどこちらによると全国の書店数が「13,943 店 ※2014年5月1日現在」なので、1軒で10冊売ったら約14万部。完走率が半分だとしても7万台、完成して実働可能なのがさらに半分としても、35,000台のidboxが世に放たれるわけです。ひょっとして国内のいままでの普及台数を凌駕しちゃうかも・・・3Dプリンター野郎としてはちょっと鼻血出るわ。
Ultimakerがあと何年使えるか問題
我が家のUltimakerはすでに1年半以上使ってます。今のところは快調だけど、いつか寿命来た時に代わりが必要ですよね。必要ですってば!
だったら壊れてから次を買えよ!って言われそうですか、ガチで次に欲しいUltimaker2はちょっと勇気が要る値段です。しかも今すぐ2台目が必要な訳ではないので、1年後にちっこいidboxがやってくるってのは悪くないペースです。
一番の問題はidbox!が完成するだいぶ前に、Ultimakerが再起不能になった場合。まぁその時はその時で。
実はCG系ソフトが分からない
出力用の3Dデータを作るには3D-CADか3D-CGソフトを使います。寸法が決まっている物が得意な3D-CADで私はメシを喰ってますが、フィギュアなどに向いてる3D-CGは全然使ったことないんですよね。今すぐそれ系で作りたい物があればBlenderとかメタセコイアの本を買って来た方がいいんですけど、そこまでは急いでないんですよね。というわけで、idboxを組み立てながら3DCGの知識を得るのにも期待しています。
ちなみに本誌では3D-CADとして123D Dsign、3DCGとしてBlenderを使うようです。
いろいろ書いたけど、まぁ面白そうだったからってのが一番デカイです。今すぐ作りたい物がある方や3Dデータを作れる方はBS01を買った方がいいけど、そうでないけど興味ある方はどうっすか?