いやー、海外旅行先でもネットが使えるって本当に便利ですよね。先日もオランダで旅行した時はGoogle mapでナビさせたり、食事処を検索したりと国内同様に便利に使いました。今回はオランダ・スキポール空港空港で入手できるおすすめのSIMカードと、スマホ設定の注意点を紹介します。
海外でのスマホの通信方法
海外での通信方法はいろいろありますが、今回はSIMフリースマートフォンに、現地対応のSIMカードを入れて使う方法です。他にもドコモやauの海外ローミングを使う(約3,000円/日)、海外用Wifiルーターをレンタルする(¥1,000前後/日)などがあります。でもSIMフリースマホがあれば、現地用SIMをゲットするのが安上がりです。
スキポール空港でSIMが買えるのはここだ!
結論から言うとSIMを現地調達するならスキポール空港で税関を出てすぐの、このLebaraというキャリアのスタンドでSIMをゲットするのがおすすめです。(2016年5月時点)
場所はスキポール空港公式サイトのAirport mapでいうとこの辺です。写真を忘れましたが、青い看板が目印。
スタンド周辺に立ってるスタッフを捕まえて、”I’d like to get a SIM”とか”SIM, please”とかテキトーに英語で話しかければたぶん大丈夫です。彼らと僕らの間でやる事はたったひとつだから。
プランはいくつかあるので、自分のスケジュールにあったのを選んでください。我が家はデータ1GBで20ユーロのものを夫婦で1枚づつにしました。
スマホの設定の注意点。 間違えてて認証失敗した!
支払いを済ませると(ウチは現金)、スマホを渡せばスタッフが通信設定と動作確認をやってくれます。
ここでスマホの言語設定を英語にしておくと、彼らが設定しやすいはずです。特に問題なければ英語に設定しておくといいかも。
そしてここで大事な通信設定! 優先ネットワークタイプがLTEのみとかになってる方は、必ずGSM/WCDMA(自動)とか自動のものに設定しておきましょう。オランダ国内は私が訪問した時点でLTE網は整備されておらず、LTE onlyにしているとエラーになって通信できません。
設定方法はまず「設定(Setting)」-「(More)」-「(Mobile networks)」-「(Preferred network type)」(自動)または(Preferred)
私のXperiaはLTE onlyだったかにしてたので、ここでハマってしまいました。スタッフのお兄さんが何度も再起動したり、SIMを交換しても通信できませんでした。そりゃそうだ。いったんはSIM購入をあきらめたのですが、ふと気付いて設定をGSM/WCDMA(自動)に変更したらあっさり繋がりました。
普段MVNOとかでLTEのみのSIMを使ってる方は気をつけましょう。
使い勝手も問題なし
3GってことでLTEほど通信は早くないのですが、旅先でナビしたり調べ物したり、SNSに投稿するくらいなら全然問題ないです。旅の間に接続エラーや圏外もなかったし、一週間の旅で1GBでも十分たりました。
それ以外のSIM入手方法は?
スキポール空港では他にも家電店やケータイショップで他のキャリアのSIMが購入できるようです。でもちょっと敷居が高そう。
また街中ではHEMA(ヘマ)やAlbert Heijn(アルバート・ハイン)などのコンビニ・スーパーでもSIMが売ってました。ただこれは旅行者向けではないかもしれないので、オランダ語しか書いてないかも。あくまで非常用ってことで。
日本のAmazonでも売ってる!
海外で使えるSIMって、最近はAmazonでも各国のものが手軽に入手できます。でもオランダ専用ってのはないんですよね。ヨーロッパを周遊する方向けに各国共通で使えるSIMが売ってますが、ちょっと割高です。
[追記] 最近はヨーロッパなど様々な国で使えるデータ専用SIMが、日本のAmazonでも売ってるようです。旅行時にはなかったかも。料金も¥3,000前後と手頃なので、次回はこれでもいいかも。
というわけで、SIMを現地調達したい方は、空港で青いLebaraの看板を探してみてください。では良い旅を!