3Dスキャナーsenseの集中レビューも(たぶん)最終回となりました。(前回の記事はこちら) 今回は自分で自分をスキャンする3D自撮りにチャレンジします。さぁ、れっつ3Dセルフィー!
三脚と回転イスがポイント
まずはクールに自撮りの準備から。まずsenseを三脚で自立させます。今回はバストアップのスキャンのため、テーブル上のPCの横にsenseを立てました。モニター上でアングル等を確認しやすくするためです。
そして今回のポイントは回転するイス。自撮りでもイスの上でくるっと回れば、背中側もスキャンできるはずだ、たぶん!!
手順としては、まずソフト上のボタンを押してスキャン動作開始 →正面からゆっくり回って1回転します。以前書いたように動きが急だとLost Trackingと出てスキャン対象を見失うので、ゆっくり回るのがコツです。
しかも表情は変えず身じろぎはせずにねって、なかなか難しいなっ! ぐるっと一回転してきたけど、無常にもLost Trackingになってたことが何度もありました・・・一周して無事にスキャンが継続しているなら、念のためもう一周回っておきましょう。データの穴がいくらか減るかも。
アフロは難易度高し!
最初はアフロなセルフィーから。ところがアフロのように面がはっきりしない形状は、スキャナーが形を認識するのが難しいようです。
3Dプリンターさんはもじゃもじゃを出力するのが得意なわりに、3Dスキャナーさんはもじゃもじゃのスキャンが苦手なようです。なんかズルいぞ!
ミラーも苦手
それじゃあってことでヘルメットをかぶって、世を忍ぶサイクリスト姿で次はチャレンジ。回転し3Dプリントしてみると、複雑なヘルメット形状がちゃんと再現されているのが分かります。背中もうまく取れました! 猫背気味の少し丸まった背中もリアルに再現されています。・・と思ったら、これ、人にスキャンしてもらったヤツだわ。
んー、背中がスキャンできてないですね。あとさっきのアフロのヤツもそうなんですが、サングラス部分が崩れてますね。このサングラスはミラータイプなんですが、鏡のようなものはうまくスキャナーが認識できません。サングラスの枠だけかろうじてスキャン出来てる感じです。
逆にサングラスと顔の隙間もきっちり再現されてますね。やっぱ狛犬なんかより人間をスキャンしたほうが面白いぞ。
自撮りなら変なポーズでしょ、基本!
3Dスキャナーでスキャンしたかったもの、それはやはり変なポーズの自分フィギュアでしょ! 残念ながらうちの奥さまにスキャンしてもらうには身長差がありすぎたので、自撮りでチャレンジです。
といっても上半身しかスキャン出来ないですけどね。以前書いたとおり対象物とスキャナーの距離を40cmほどに保たないといけないので、三脚立てて全身スキャンってのは今のところできません。
棒を持って直立全身スキャンすれば、オスカー像ならぬオレすかー?像が作れると思っていただけに残念です。
気をとり直して、まずはジョジョ立ちから。
自撮りのためか腕の角度がちょっと甘いですね。サングラスのせいか、「ハンナムスタ~イル!! ンハッハッ!!」ていう声の方が聞こえるかもマジかよ。でも誰もいないリビングで、このポーズのままイスを2回転してるかと想像すると、なんかこうじんわり来るでしょ。
所詮オレはEXILEになれない
・・・なに言ってんだ。 それはともかく3Dスキャンしたら、いろんな立ちポーズを十数体3DプリントしてジブンEXILEフィギュアを作るんだーと子供の頃から思ってました。明らかにウソですが、そんなの試すまもなく断念。今回は全身スキャンできないしな。残念ながら私はEXILEになれない側の人間のようです。
あるいはこれまた16体ほど出力して、「恋するフォーチュンうっきー」を表現しようとも思いましたが、とりあえずこのタイトルだけ言って満足したので、これも断念。
ジブン「ねぇ」
上半身だけで何かになれないかなー・・・と選んだのがこれ。
Perfumeの「ねぇ」です。3Dスキャナーが翌日返却だけど、3ポーズ位ならなんとか行けそう! というわけで、順番に3人のポーズを真似していきます。
まずは、のっち・・・?
あーちゃん・・・??
かしゆか・・・???
そして3体を組み合わせるとほら!・・・・・・・微妙。
うおー、なんか違う。コレジャナイ感。どこかでオレ間違ったんですかね、センパイ。ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ・・・
角度を変えてみると・・・ブルーマンのジェットストリームアタックにしか見えんな。それか三猿?
そんでもってこれ、蓄光フィラメントを使ったから光るよ! はははははー!
あはははー
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