もう飽きた? とは思うけど、まぁもうちょっと付き合ってよ。今回は3DスキャナーSenseの実践編です。ソフトの設定も終わったので、senseを持って街に出てみました。前回の記事はこちら。
駅周辺で路上スキャン開始!
レンタルのSenseが届いた翌日に、出かけたついでに街で見かけたモノをスキャンしてみました。
まずは駅の近くで見つけた彫像をスキャン開始。地面からおでこまでが1.5mくらい? Senseでスキャンするには十分な大きさですが…暑いね、外は。
これがスキャン後の3Dデータです。
(1) ダークブルーの背景: フリーのビューワー「MeshLab」で色情報付きの.plyデータを開いたもの
(2) 水色の背景: 3Dプリンター出力用ソフト「Cura」で3Dプリント用の.stlデータを見たもの
目のあたりが崩れてるけど、形はまぁまぁ再現出来てますね。目のあたりは直射日光が反射して白飛び気味だったので、うまくスキャンできなかったようです。
次は駅前にあった彫刻
もろに逆光でしたがスキャンは一応出来ました。ただ色は結構ずれてますね。あとスキャン出来なかった部分はソフト側で埋めるので、背中側が岩に埋まったようになってます。
人が居ない場所を探して・・・
その後も色々探し回ったんですがなかなかいい素材がなく、最終的にたどり着いたのが自宅近くの神社。人がいないので、スキャンにはもってこいです。狛犬をスキャンしてみました。
やった! やっときれいなデータが出来たぞ! ぐるっと回れたから、背面も撮れてる! ・・・でもオレがスキャンしたかったのは、こんなグレーの冷たい物体じゃなくて、もっと萌え萌えしたもののはずだったんだ・・・
まぁ、それはともかくせっかくスキャンできたんだから、試しに3Dプリントしてみました。
おおっ、なかなか雰囲気出てるじゃないか・・・まぁ、狛犬萌えではないからキュンキュンしないんだけどさ。それなりにリアルに出来るので、人物とかある程度大きい物をスキャンすると楽しそうです。
屋外スキャンのまとめ
・逆光や光の反射など、写真撮影が難しい場面では3Dスキャンも難しい。
・スキャン対象をぐるっと回れないと、使えるデータになりにくい。
・スキャンに1〜2分を要するので、他の方の迷惑にならない場所がなかなか無い。
・スキャン動作が割りとアヤシイ。
というわけで、次回はいよいよ人物のスキャンを試しますよ!
次の記事↓
コメント
すごいすごい! 個人でここまで出来る時代なんですね~ 10年ぐらい前に仕事で3Dスキャンとデータ化を外注したらとんでも無い請求着て冷や汗でしたが。
3Dプリンターは様子を見て買います!
10年前とは結構先進的ですね! 弊社も5年くらい前に3Dスキャナーの見積もりとったら、ベンツが買える値段でびっくりしました。
Senseはまだまだ荒削りですが、見たものがミニチュアになって出力できるのはなかなか楽しいですよ。
[…] http://yasurigake.com/3d-scanner_sense4/ […]