夏休みだ! キャンプだ! という書き出しで原稿を暖めてたら、もう9月ですね。はっはー、マジすかー。でも秋のキャンプは蚊が少ないし食べ物もうまいしでオススメですよ。そこで仲間内でわりと評判のよかった(と自分は信じている)キャンプ用品を8つ紹介します。
今回はテントとか大物ではなく、あったらうれしい小道具編です。
ちなみに我が家のキャンプスタイルは、「炭火で焼けばなんでもうまい。終電を気にせずまったり飲もうぜ」というついさっき決めたキャッチコピーのように、どっちかというと大人キャンプ向きですのでよろしく。
焚き火台
キャンプ料理で火器に何を使うかってけっこう重要な選択ですが、おすすめしたいのが炭火。せっかくの屋外だし、家では出来ない方法のほうがテンションが上ります! 遠赤外線もバンバン出ます! 肉はもちろんですが、炭火で焼いたサンマなんて、なぜかふっくら焼き上がってめちゃくちゃうまいです。
そんな炭火を使うのには焚き火台が便利っすよ奥さん。BBQなら立ってても使えるこういうバーベキューグリルの方が便利かも知れませんが、焚き火台ならダッチオーブンやピザ釜(後述)みたいな重い器具も載せられるし、寒い時には薪をくべれば暖も取れます。
焚き火台は各社から製品化されてますね。スノーピークのものは、三条の本社で作られてるというストーリー性もありドヤれるデザインであこがれますね。でもうちで使ってるのはユニフレームのものです。色気は無いですが実用的でお手頃。サンマ3~4本がそのまま焼ける十分な大きさがあります。
ユニセラ
ユニセラというのは商品名で、一般的には折りたたみ式のテーブルトップグリルになりますかね。 テーブルの上で厚揚げ焼いたりハマグリ焼いたりと、この手の器具は酒のつまみを作るのにうってつけです。まぁ調理能力だけで言えば七輪でもいいかもしんないけど。
類似のグリルはいくつかあるけど、ユニセラが優れているのはセラミックの板が組み込まれていて、少量の炭でも効率的に調理できることです。あと、テーブル側に熱が逃げにくい(手元が熱くなりにくい)のもいいところです。水洗いOKなので、片付けもそれほど気を遣いません。
メインディッシュが終わった後にユニセラで厚揚げをあぶりながら、「そろそろ日本酒開ける?」ってのも楽しい瞬間です。
耐熱陶器製ピザ釜「 ピッツェリア」
キャンプといえばまずピザ焼くだろフツー? と我が家ドヤ顔の主力兵器のピザ釜。これで焼いたピザはたとえスーパーで買ってきたピザでも外はカリカリ、中はふっくら、チーズも良い感じに焼けてめちゃくちゃうまいです。もうビールどんだけ飲ますんだよって感じ。
■重要■本来は台所のガスコンロ専用で炭火で使用するのは用途外です。自己責任でお使いください。間違ってもカセットコンロなどでは絶対に使用しないでください。ピザ釜からの熱でガスボンベが爆発する危険性があるので絶対にやめてくださいね。
で、我が家ではこれを焚き火台の上にヘビーロストルという頑丈な網にのせ、その上にピザ釜をおいて使ってます。最初に150°以上に炭火で予熱したあとに薄い生地なら8-10分、厚い生地なら12-13分でいい焼き加減になります。
ちなみに温度はオーブン用の温度計を使って測ってます。これ、ホントは模型用に買ったんだけどな・・・
繰り返すけど、我が家のやり方は本来の使い方ではないため、真似される場合はくれぐれも自己責任で。
商品自体は結構前からあるんだけど、最近Gigazineでも紹介されました。
- 家庭のガスコンロで本格的なピザが焼ける「ピッツェリア」でピザをレストランのような焼き上がりにパワーアップさせてみた
コロダッチ
ぎりぎり手に乗るサイズの小型のダッチオーブンです。形がいくつかありますが、このオーバルは比較的大きいものです。一般的なデカいダッチオーブンだと鳥の丸焼きなど豪快な料理が出来るけど、重いし手入れも面倒ですよね。流し台ではでかくて洗えないし。コロダッチなら台所で普段使いできるほどよい大きさです。シーズニングという購入直後の下処理も不要。ふたを持ち上げるコロダッチリフターもあると便利です。
今回は豚肉の塊とジャガイモ、たまねぎなどを入れ、軽く塩こしょうしてから炭火に投入。数十分後に簡単にローストポークができました。これも焼きすぎにならず中まで火が通ってジューシーな仕上がりでした。ビールが進む!
ハッカ油
虫除けに効果絶大と言われるハッカ油。100均のスプレーボトルに水を入れ、ハッカ油を数滴垂らしたものを体にスプレーします。川の近くなどの水辺のキャンプサイトで怖いのがブヨですが、ブヨにも効果があると言われています。
市販の虫除けスプレーでもいいんですけど、小さいボトルに作れるので常にポケットに入れられて便利ですよ。そしていつのまにか液漏れして腰のあたりがスースーするんだー。
ローコット
コットというのは組み立て式の簡易ベッドです。我が家はVoyager Cot (ボイジャーコット)という背の低いローコットをテントに入れて使ってます。円高の時に米国のアウトドアショップから個人輸入して8,000円ほどでした。国内ではスノーピークなどから出てます。
高さが無いので我が家の小さいテントにも入れられて便利です。おかげで睡眠はだいぶ快適になりました。以前は寝袋用のマットやエアーマットを使ってたんですが、コットにしたら快適度が全然違いますね。もう戻れない感じ。あとコット下がちょっとした床下収納スペースになるので、着替えなどを置いて置けます。これも小さめのテントではありがたいメリットです。
ソーラー充電器
連泊のキャンプで心配なのは、スマホなどの充電方法ですよね。この充電器ではUSB機器の充電が太陽光でできるので、昼間にモバイルバッテリーを充電しておき、寝てる間にそのモバイルバッテリーでスマホの充電ができます。
今年初めて使ったんですけど、容量10800mAhのダンボーを日中の間に残量1目盛りから4目盛りまで充電できました。このダンボーで寝てる間に夫婦2台分のスマホが充電できる感じで、十分頼りになります。
防災用に使えるというのも購入の言い訳になりますね(笑)
結婚式のキャンドル
結婚式のキャンドルサービスで使ったぶっといウエディングキャンドル、みなさんどうしてますか? 押入れにしまったままですか? もったいない‼︎
ぜひキャンプの夕食時に使ってみてください。キャンプ場でともすウェディングキャンドルって、なかなかバカバカしくていいですよ‼︎ こんなの使ってるのウチだけだって思うと、なんだか笑えてきます。
それだけじゃなくて意外と明るいんですよ。特に芯の部分が燃え進んでくると、キャンドル全体がぼんやり光っていい雰囲気ですよ。結婚式以来見てもいないやってご夫婦は、次のキャンプの時に火をつけてみませんか?
我が家のキャンドルは9年ほど使ってこのくらいまで使いました。全部使うにはあと 6〜7年かかるかな・・・
そんなわけでついつい長くなりましたけど、気になるものはあったでしょうか。いざ記事を書くとなったら意外と写真撮ってなくて困りました。まぁ火の番とビールで忙しいしな。というわけで買うのはともかく、良かったら死蔵しているウェディングキャンドルだけでも試してみませんか?