こんにちは、うっきー(@orange_utsuki)です。
5ヶ月かけて通うZbrush(ズィーブラシ)のスクールがいよいよ始まりました。1回目のレギュラー授業の様子を振り返ります。
六本木のオフィスビルの中にこんなものが!
ところで前回のレビューで初回と書きましたが、通常授業と時間も曜日も異なるので、オリエンテーション的な扱いのようでした。今回が本当の1回目です。
テックZスクールはテックショップ東京で開催されてます。テックショップ東京はさまざまな工具や工作機械を備えたファブスペースですが、六本木のオフィスビルの中にあるんですよ。周りは工業っぽさが微塵もないので、ホントにここにあるの?って感じで迷います。
でも中はフライス盤や溶接機、3Dプリンターなどがいくつも並んでます。いいなぁ、ここ。アーリーリタイヤしてこういうところに入り浸りたい…
1回目の内容!
それでは講義の内容を。今回からの通常授業は水曜の19:00〜22:00の3時間行われます。定時即ダッシュで六本木へ! やはり他の方も仕事があるので、みなさん19時近くに来られました。
さて、東急ハンズでのセミナーや前回は、粘土をこねて形にするような造形方法でした。今回は球やキューブを組み合わせたり分割して、手早く形にする方法です。
当日の作業メモは下記のような感じ。メモですので多少間違いあるかも。
・UIのカスタマイズ(よく使うブラシやダイナメッシュボタンなどの配置)
「CTRL + Alt」でブラシ等貼り付け
「設定内容保存」「UI保存」
・マスクしてモデルをパーツ分割
「サブツール」「分割」「非マスク箇所を分割」
・サブツールを取っておきたい時は、「サブツール」でなく「ツール」で複製→ツールの中にコピーができる(でも消せない)
・ツールコピー → ツールペースト で、サブツールを丸ごとセットでコピー
・ジオメトリ →クレイポリッシュ →融合した部分が滑らかになる。必ずマスクを解除。
ギズモの向きがおかしい時は、Alt + 回転矢印
・キューブの変形・コピーを繰り返して、簡単に部屋が作れる!
ハンズも含めて前回までの授業(Moveで伸ばしてClayBuildupで盛り削り等)では、正直いってフィギュア原型のような精細な造形方法がイメージ出来ませんでした。
でも今回の球やキューブを組み合わせて、分割して、最後にクレイポリッシュ…というのをやって、初めてフィギュアっぽいものが作れるイメージができました!
あと工業デザイン的なアイデアスケッチを、3D-CADを使わず今回のようなやり方でやる方法もあるそうで目から鱗でした。たしかに寸法を気にせずアイデアを形にする段階なら、Zbrushのが早いかも!
Zbrushは直接は仕事の役には立たないと思ってましたが、ひょっとしたらすぐに使うようになるかもしれませんね。いい意味で予想外だー。
というわけで今回はこの辺で。また来週!!
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※ここまでのZbrush総使用時間: 13時間(自習含む)